HELLSING(平野耕太)の虜になる

平野耕太(愛称ヒラコー)の描くキャラクターたちは、シリアスとコミカルが絶妙に表現されている。ヘルシングのゴミ処理係である吸血鬼アーカード、元婦警の女吸血鬼セラス、ヘルシング機関局長インテグラ、執事のウォルター、ベルナドット隊長、イスカリオテのアンデルセン、戦争大好き少佐、その部下たちも個性抜群。「印象に残っているキャラクターは?」と聞かれれば、全員と言っても過言ではない。それだけ魅力がある作品なのだ。

それらの魅力は「平野節」の独特な言い回しによる台詞によって引き立つ。本当に名言だらけである。恐らく、各メインキャラに1つは名言がある。有名なのはウォルターの「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命乞いをする心の準備はOK?」や、少佐の「諸君 私は戦争が好きだ」あたり。最初から最後まで、台詞回しが本当に格好良い。話の展開も相まって、少佐の大演説にはかなり興奮する。

あと、眼鏡キャラが大好きな方には一度読んで欲しい。キャラクターの殆どが眼鏡をかけている。好きな眼鏡が見付かるかもしれない。

連載が終わった今なお、その面白さを忘れることが出来ない。HELLSINGは、何とも心をくすぐる漫画なのである。

大切な人達と再び出会う物語「はじまりのにいな(水森暦)」

前世の記憶を持ったまま生まれた青八木新菜が、前世で関係があった人に再び出会い新しい関係を築いていきます。
今の自分はあくまで青八木新菜であって、天宮千歳ではない。
前世で関係があった人たちでも青八木新菜として接するしかない、青八木新菜として出来ることしかできない。
そんな、もどかしさと少しの寂しさがよぎります。

だけど、過去に関係のあった大切な人たちが幸せであって欲しいという想いが伝わってきます。
それに、今の青八木新菜という自分も大事にしているように感じます。

生まれ変って最初に出会ったのは前世で好きだった人、そして青八木新菜としても好きになった人、伊丹篤郎。
新菜の前世、天宮千歳を失ったことでできた心の大きな穴を埋められないまま生きています。
でも、青八木新菜としてずっとそばにいて彼を見守っています。
一緒にいることが多くなるにつれ口に出しては言わないけど伊丹篤郎は青八木新菜が天宮千歳の生まれ変わりだということに気づきます。
そして、年の差を超えて交際することになります。
その後この2人の絆でこれからのことを乗り越えていくことの支えになっていったように見えました。

青八木新菜が通う学校に産休の先生の代わりに来た先生が天宮千歳の弟の天宮千春。
前世での自分の弟で、前世の自分が死んでから16年、成長した弟の姿だった。
前世での弟に再び出会ったことで前世での家族にも会うことになる。
伊丹篤郎と一緒にいる時でさえ自分の前世が天宮千歳であることを自分から話そうとは思っていなかったようなのに思わず言ってしまいそうになったのをみて、青八木新菜では失ったものを埋めることはできない、励ますこともできない、何もできないことを自覚します。
だから、人から聞いた話として天宮千歳の話をすること。

若妻ヤリ友事情 チンジャオ娘。
そうして、あくまで青八木新菜として接することにした彼女の強さに感動しました。
過去の自分と出会い前に進んでいこうする少女の物語です。

ドラクエ好きなら特に必見ダイの大冒険?ドラクエ外伝風

少年ジャンプで連載されていた「ダイの大冒険」はドラクエをどれか一つでもプレイしてる人にとっては呪文や武器や世界観見て、親近感を抱くはずです。

しかし基本はドラクエに忠実だけど必殺技はドラクエとは別次元のものばかりです。

アバンストラッシュや極限魔法メドローアやブラッディスプライド、ヒートナックルなどネーミングがイケてるのもこの漫画の魅力です。

とにかく泣けるドラクエとして有名です。アバンがダイ達を守るためハドラーにメガンテを唱えるシーンは初期の泣けるエピソードです。

またヒュンケルがHP0なのにたった一人で闘気だけでオリハルコンの戦士をミラクルにも打ち砕くシーンはミラクルなほど感動します。

ハドラーがポップを励まし、最後の最後で友情に熱く芽生えるシーンは必見です。

バーンやミストバーン、ロンベルクと魔界の人種は謎が多いです。女子大生と教授のありがちな チンジャオ娘。

ダイはドラゴンの騎士バランの息子だけに親子愛あり共闘ありこういう親子愛もあるんだと感心します。竜魔神と化した親子は最強だと思います。

主人公や仲間の誰かが死ぬこともあります。しかし、無駄死にではなく意味のある死であることが深く描かれています。

キャラ達一人一人がなんて魅力的なんでしょう!そしてメインキャラは皆向上心が旺盛でどんどん成長していく姿が見ていてテンション上がります。

ミラクルって起こるんだなあとこの漫画を読んでたら思えます。私達も頑張れば誰かが助けてくれてミラクルは起こるそんな漫画かと思えます。